- 現 職
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- 略 歴
- 法学部 →コンサルティング
- 留学先
- Columbia Business School, MBA
初めまして、11期生の浜田源と申します。外資系コンサルティング会社で約4年勤務した後、現在はColumbia Business SchoolでMBA留学をしています。
渡米して最初の1学期を振り返ると、毎日が刺激的な発見とチャンスに溢れ、来て本当に良かったと思っています。留学生活をあらゆる面でサポートしてくださっている神山財団には深く感謝しています。今後留学をお考えの皆さんに、神山財団のコミュニティとしての魅力をお伝えできればと思います。
私にとって、神山財団の一番の強みはそのコミュニティの温かさと幅広さです。
応募エッセイの設問を見た瞬間から、神山財団は外形的なアチーブメントだけではなく、考え方・生き方・志など、私という人間の内面も総体的に見ようとしてくれる姿勢が伝わってきました。面接でもアドバイザーの方々が真摯に私のライフストーリーに耳を傾けてくださり、今思い返すと、MBAの出願エッセイ以上に自分の内面を開示した気がします。
奨学生になって分かったのは、神山さんの築いてこられた業績、体現されている理念に共鳴する各界のプロフェッショナルや元奨学生がアドバイザーを務めているので、皆さんが次世代のサポートに対する純粋なパッションを共有しているということです。その結果、家族とも同僚とも異なる、何の利害関係もしがらみもない、それでいて温かいコミュニティが出来上がっていると思います。
神山財団を通して築けた多様な奨学生同士の繋がりも大きな財産です。コンサルティング、MBAとビジネスの道をジェネラリスト的に歩んできた私にとって、教育、国際協力、医療、食などそれぞれの領域に情熱的に取り組む同期の姿は良い刺激になっています。また、公共性の高い志を抱く奨学生たちと話すことで、ビジネススクールという特殊な環境を相対化し、自分の人生をかけて取り組みたいテーマは何か熟考するきっかけにもなりました。
神山財団の集まりは頻繁ではないですが、毎回多くの学びを得られます。それぞれの専攻や職歴は多岐にわたりますが、社会貢献という志を共有しているからか、不思議と普段は話しづらい不安や悩みを吐露できたり、口に出すのが気恥ずかしいような理想も語り合えたりします。
実際に、11月のハワイ合宿では連日連夜皆さんと語り合い、ハワイを発つ頃には自分について多くの発見がありました。毎日が目まぐるしく、ともすれば怒涛のインプットの連続になりがちな留学生活において、内省・咀嚼の機会を設けていただけたことは、学びを消化し、残りの留学生活の指針を定めるうえで大きな意義がありました。また、各界の大先輩や未来のリーダーたちととことん議論できることの楽しさ、有難さは計り知れないです。
神山財団は昨年10周年を迎え、これからますます豊かなコミュニティとして発展していくものと思います。未来の奨学生の皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!