- 現 職
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- 略 歴
- 農学部 → ITサービス
- 留学先
- Saïd Business School, University of Oxford, MBA
はじめまして、11期生の石川凜と申します。私は新卒からの4年半を農業・食料系のスタートアップで過ごした後、オックスフォードにてMBA留学をしています。
今振り返ってみると、神山財団の奨学生に選ばれるということがどれほどの意味を持つことになるのか、応募時点では理解できていませんでした。しかし、選考のプロセスや留学前の送り出し会、そして留学中の研修を経験する中で、神山財団のコミュニティの一員になれたことは自分の人生にとって重要なステップであると思うようになりました。
神山財団のコミュニティは、他ではなかなか例を見ないものだと思います。まず理事や評議員、アドバイザーとして多方面に経験と実績の豊富な方々が集まっており、さらに各分野で志高く活躍している先輩や同期とも出会うことができます。そして個々の人が素晴らしいことのみならず、ここで築かれている関係性もユニークです。神山財団のメンバーの中では、各業界のエキスパートの知見共有からプライベートな人生相談まで、心理的安全性の保たれた中で利害関係なくフラットに会話をすることができます。研修の際には数日間にわたって朝から夜までを一緒に過ごし、まるで親戚の集まりのような親密さを覚えるまでになりました。
留学前後は何かと慌ただしく、自分の現在地や将来についてじっくり考えることは難しくなります。そのため、神山財団のイベントに参加して定期的に内省の時間を設けられることは私にとって非常にいい機会になっています。また定期的に他の奨学生や先輩方とキャッチアップすることで、自分ももっと挑戦していかなければというモチベーションにつながっています。
現在これを読んでいる皆さんとも、いつか神山財団のコミュニティでお会いできることを楽しみにしています。