- 現 職
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- 略 歴
- 国際関係 →経営コンサルタント
- 留学先
- Harvard University John F. Kennedy School of Government, Master in Public Policy(MPP)
こんにちは。2023年からハーバードケネディスクールという公共政策大学院に留学をしております、岡部晴人と申します。略歴としては、大学卒業後、経営コンサルティングファームに3年ほど勤務し、国内外で民間企業・政府機関・NPOへアドバイザリーに取り組んでいました。 現在はケネディスクールにて、社会課題の解決を後押しするために必要な民間セクターの役割(企業・NPO・財団など)について研究しています。
私が神山財団について知ったのは、実はX(旧ツイッター)がきっかけでした。「神山財団奨学生」を名乗る方々の投稿はなぜかいつも熱意に溢れており、財団を絶賛していました。好奇心旺盛な自分は「ぜひこの怪しい魅力的なコミュニティについてもっと知りたい」と思い色々と調べたところ、紆余曲折あり、今こうして晴れて絶賛する側に回っています。
他の方々が書かれている通り、神山財団の魅力は金銭的な援助に留まりません。アドバイザーの方々や同期・先輩方からのインプットはいつも鋭く、視座を上げて選択の幅を広げる貴重な機会になっています。その裏には常に支援プログラムをアップデートしてくださっているたくさんの評議員やアドバイザーの方々の存在があります。あえて奨学生を少人数に絞っていることも、深いネットワークと濃密なコミュニティの維持にとって大事な要素だと感じます。
また、定期的に課される自分自身についてのプレゼンを通じて、内省の機会が確保できているのも大変ありがたいことです。留学はともすると環境変化に圧倒されている内にあっという間に終わってしまいます。日々の課題や交友関係をこなしている内に、だんだんと留学が「作業化」してしまうことは非常にもったいないことです。神山財団では、留学前の壮行会、留学中のハワイ等での研修会、半期のレポート作成など、自分の歩みと現在地の振り返りが強制される機会が多くあります。もちろん、それぞれの負担は軽くありませんが、これらが良い意味で留学のマイルストーンとして機能し、腰を据えて自分を内省するためのよいリズムを作ってくれています。(既に大学院に応募された方であれば、応募エッセイを書くことを通じてご自身についてこれまで以上によく考えた、という実感があるのではないでしょうか。神山財団で経験するのも、まさにそのプロセスです。)
せっかくの留学をより実りあるものにしていくために、迷っている方々には神山財団への応募を強くおすすめしたいと思います。皆さんと深い議論ができることを楽しみにしております!