- 現 職
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- 略 歴
- 工学系研究科 → データアナリスト
- 留学先
- Northwestern University - Kellogg School of Management MBA
近年は率直なフィードバックをもらう機会や、自分のことを批判的に見る機会が少なくなっていたところ、神山財団の面接は衝撃的な経験でした。多様なバックグラウンドをお持ちの面接官の方々から過去の意思決定の理由に関して非常に深いレベルまで質問を受け、これまで受けた面接の中で最も頭をフル回転させた経験でした。面接を通して自分の意思決定のパターンや、強み/弱みをはっきりと理解することができ、ここまで「ためになる」面接は初めてでありました。
無事に面接に合格し、メンバーの一員になることができた後も、活動の随所から「フィードバック文化」「多様なバックグラウンドの方が集まる環境」が神山財団の真髄であることが感じられます。例えば奨学生は在学中海外合宿に参加し、留学で学んだことについて奨学生・メンターの皆さんの前で発表する機会がありますが、ただ留学中に履修した授業や参加した課外活動について述べるだけでは不十分であり、「なぜその活動に興味を持ったか」や「その活動を今後の人生にいかに活かすか」レベルまで話せることが求められます。この発表に対して様々な角度から質問を受けることで、深いレベルで自分自身の体験を内省することができました。留学生活で何をしたかを語る経験は多々ありますが、なぜその行動に至ったか、今後どうすべきかまで考えるきっかけとなるフィードバックをいただけるのは神山財団ならではと思います。またこのフィードバックも医師、教育者、起業家など普段なかなかディスカッションをする機会のない方々からいただくことで、自分とは違った視点を得ることができました。私は論理通りに凝り固まってしまうような思考法の持ち主ですが、より発想・感覚を重視するような方から思いもよらないアドバイスを頂いた時は、多種多様なバックグラウンドをお持ちの方が在籍していることに大きな強みを感じました。
海外留学を考えている方は、神山財団へ応募することを強くお勧めします。神山財団の多才なメンバーとの繋がりは私にとって生涯の財産です。将来の神山財団のメンバーの皆様、今後交流会でお会いできることを楽しみにしています。